牛乳と波動とわたし

ちょっと前。
ご近所のオーガニック系パン屋さんの
カフェスペースで友人とお茶を飲んでいたときのこと。


本棚のスペースで、「牛乳を飲んではいけない」みたいな小冊子を発見。
んんー?
牛乳といえば、やっぱ牛乳でしょ、の牛乳ですよね?


読んでみると、なにやら
・牛乳がアレルギー体質をつくっている
・日本人は牛乳を分解しにくい体質
・乳脂肪が体に負担
・牛乳が特にカルシウム摂取にふさわしいわけではない
・牛乳が体にいいという常識は大会社の戦略アピールで作られた
みたいなことが延々と書いてあった。


まあ、かなりヒステリックな書かれ方だったので
信じられない点も多いけど、それでも結構ショックだったりして・・。
ちょうど、「牛乳の脂肪は体温で固まってしまうので、乳腺をつまらせる原因になる」
という話を聞いて、あれ?牛乳って体にいいんでないの?と思いつつ
牛乳を摂るのを控えめにしていたところだったので、なおさら。


だって、牛乳っていえば「毎日とらないといけない」くらいの勢いで
小学校時代から刷り込まれてきたわけじゃないですか。30代的には。
あれはなんだったんだ〜、ですよ。
だまされていたとまでは言わないけれど。でもねえ。


得意のネットサーヒンをしてみると、どうもこの論争は
新しいことではなく、10年近く前からあったらしいです。有名?
為替王 : 牛乳を飲んではいけない!? - ライブドアブログ経由で知った
http://sspirits.cocolog-nifty.com/beef/171/が読み応えありましたので、よかったらどうぞ。


結局のところ、どんな食べ物も毒にも薬にもなるってことですよね。
あったりまえ〜。なんだけど、刷り込みの強さってありますわな。
少なくとも、わたしは疑ったことはなかったです・・・。


ちなみに、牛乳のことよりショックなできごと。
ひいきにしていたそのオーガニックパン屋さん、置いてある他の冊子類から察するに
かなりのニューエイジ系というか「波動系」というか、パワーでヒーリングな機械を
開発している方の経営するお店だったのでした。
だからって味が変わる訳じゃないけど、うう、正直足が遠のいております。